不妊治療クリニックで行う検査の一つに
フーナーテスト(性行後試験、ヒューナーテスト)があります。
今回に記事は
- フーナーテストの検査内容について
- 検査結果が良くないときのステップアップについて
- 結果が不良でも妊娠した経験談
という内容で書き進めたいと思います。

こちらも参考にしていただけたら嬉しいです。
フーナーテストとは

フーナーテストとは
妊娠の可能性の高い時期に夫婦生活をとったのち
女性の子宮頸管粘液を採取し
顕微鏡で運動精子がどのくらい観察できるかをみる簡単な検査のことです。
精子がいても運動性が悪ければ卵管までうまく泳いでいけないため、
精子がどのような動きをしているかも観察します。
性行後、6~12時間以内の検査が良いといわれています。
(クリニックによっては24時間以内でも可)
1回で元気よく泳ぐ精子が何匹も見られれば問題ありませんが、
結果が思わしくない場合は
いい結果が出るまで検査をします。
フーナーテストの判定基準
判定基準の一例ですが
- 優:動いている精子数が15個以上→有意に妊娠率が高い
- 良:動いている精子数が10~14個→妊娠は十分に期待できる
- 可: 動いている精子数が5~ 9個→妊娠は期待できる
- 不良: 動いている精子数が4個以下→妊娠率は有意に低い
となります。(運動精子数/400倍視野当たり)
ましゅまろのフーナーテストの結果

不妊治療クリニックでは
タイミング法をしていたので
排卵確認のときに頸管粘液の量の確認と
フーナーテスト(ヒューナーテスト)をしました。
フーナーテスト(ヒューナーテスト)は3回のみ行いました。
- 粘液は少ない。精子の数0匹(動かなくなった残党のみ)評価は不良✖
- 粘液は少ない。精子の数5~10匹(チョロチョロ動いていた)評価は可△
- 粘液は少ない。精子の数0匹(残党のみ)評価は不良✖
2回目の検査で精子が動いていたので
抗精子抗体を持っている可能性は無い
と言われたことは安心しました。
しかし検査結果が惨敗すぎて
タイミング法での妊娠の希望が薄くなりました。
クリニックの先生からは
『今回で妊娠しない場合は人工授精を考えていきましょう』
と言われました。
受診後にインスタグラムで【フーナーテスト不良でも妊娠】のタグを読みあさり
(大丈夫。まだ希望はある)
と自分に言い聞かせていました。
結果的に精子の残党しか見られなかった3回目のフーナーテストの後に
妊娠の陽性反応がありました!
フーナーテストの結果が良くない原因
フーナーテストは排卵や性交の時期などにより
偽陰性が出やすい検査だそうです。
一度結果が陰性だとしてもがっかりする必要はありません。
けれど繰り返し結果が陰性だった場合は
タイミング指導を受けるよりも早めに
人工授精や体外受精などのステップアップを勧められます。
検査結果による不妊治療のステップアップ
1つずつ検査を行い不妊の原因を探っていきます。
検査結果によってはステップアップが早まることもあるので
担当の先生や夫婦・パートナー間でよく話し合ってくださいね。
最後に

- フーナーテストは運動精子がどのくらい観察できるかをみる簡単な検査のこと
- 性交後、6~12時間以内に行う
- 検査結果が不良のときは治療のステップアップを勧められることもある
- 検査結果は偽陰性が出ることがある
私の検査結果が不良だった原因は分かりませんが
自然妊娠することができました。
結果で一喜一憂すると思いますが
偽陰性があることを知っていてください。
このブログが皆さんの希望となれば嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました!
ましゅまろ