スマホアプリで測定できる【赤ちゃんの頭のかたち測定】
スマホアプリを使って赤ちゃんの頭のかたちを自分で測定することができます。
撮影方法はアプリを起動させて指示通りに進めるだけになります。
赤ちゃんをイスや抱っこで座らせて頭上から写真を撮り、
撮影した写真を元にいくつかの指示に従って調整をすると自動で頭の形を測定、分析をします。

あくまでアプリ上(セルフチェック)なので詳しく相談したいという人向けに、【赤ちゃんの頭のかたち相談室】というサービスがあります。
赤ちゃんの頭のかたち相談室は2019年度「グッドデザイン賞」を受賞し、
赤ちゃんの“頭の歪み”を矯正する頭蓋形状矯正ヘルメット「アイメット」を開発した
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが運営しているサービスです。
相談方法は電話とWebの2種類があり、どちらも無料です。
問い合わせをすると赤ちゃんの頭の形の状況や保護者の思いを聞いてくれたり、必要であれば医療機関を紹介してくれたりします。
私も実際に相談をして医療機関を紹介してもらいました。
日本生まれの矯正ヘルメット【アイメット】について

アイメットは日本の気候や日本人の赤ちゃんに適した使用を考えて開発された矯正ヘルメットです。
頭の形を整えることが可能な期間は頭蓋骨が柔らかい2歳までと言われています。
また、ヘルメット治療の期間は約6か月から約1年間ほどかかるので、
個人差はありますが生後6か月が治療をスタートするリミットと言われています。
なぜ生後6か月がリミットかというと、治療を始めると次第に自我が芽生えてきてヘルメットを自分で外すようになることがあります。
すると治療が上手く進まなかったり、治療を中止せざるをえなくなる場合がある為、生後6か月までが治療開始リミットといわれています。
一度、診察や検査をして問題がなければ安心できると思うので少しでも心配な場合は早めの相談や受診をおすすめします。
医療機関で実際に受けた診察内容
【赤ちゃんの頭のかたち測定】アプリで問い合わせをしたときに紹介され医療機関に相談に行きました。
その医療機関はアイメットを作成することができ、頭の3Dスキャンも実施していました。
診察内容は
- 触診で大泉門、頭の形、頭の柔らかさを確認
- おでこに印のついたヘアバンドを付けて専門器具で頭の大きさや歪みを測定
- 測定値から頭の形の歪み度合を診断
先生のお話からヘルメット治療をする赤ちゃんの特徴として
【頭の左右差が大きいこと】とのことでした。
(例えば右側は丸い形だが、左側はへこんでいる等)
ヘルメット治療は頭のへこんでいる部分に隙間(矯正スペース)を空けてヘルメットを作成し、ヘルメットの形に頭を調整していく治療となります。

診断結果は我が子の頭に左右差はなく、少し後頭部がまっすぐであるくらいなので保護者が気にしないようであればそのまま経過観察でもよいことでした。
また寝ているときの寝返りを止めてしまうと頭の圧が後頭部だけにかかり絶壁になるので、
頭の圧が左右にもかかるように怖がらずに寝返りをさせて横向きやうつ伏せで寝かせるのも一つの方法と先生から言われました。
この診察結果を受けて、ヘルメット矯正は行わずにGIO Pillow(ジオピロー)を使って経過観察をすることに決めました。
最後に
新生児期の頃から頭の形を気にかけて枕を選んで使用したり、寝かせたままで長時間すごすのではなく、頭の圧を抜いてあげたりするなどもっと気を付ければ良かったなと思います。
我が子の頭の形は経過観察中ですが、GIO Pillow(ジオピロー)を使用し始めて後頭部の形が少し変わってきたことを実感したり、夜はよく寝るようになったりと変化があったので使用してよかったです。
少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。